I ❤ ラッヴ

「俺のキャンプ・スタイル」は、バックパック⇔電車(途中下車あり)⇔駅レンタ⇔歩き⇔森⇔ラッヴ⇔薪スト

夢見るバッタ

それでも6個口か泣

 さて<衣><食><住>と書いてきたから装備をまとめてみる。<食><住>の装備をスタッフバッグに小分けして、28Lのボックス2個と6Lのクーラーボックスに詰め込む。他に別持ちするのは焚き火ハンガーとマットと冬用シュラフだ。「あったらいいかも?」な物は断捨離して必要最小限まで減らす。それでも6個口の荷物になる。

 <衣>

 下着上下(ヒートテック)、インナー上下(メリノウール)、ミドル(タートル、フリース、ダウンジャケット)、アウター(フード付きのジャケット)、ニット帽、レインハット、ポンチョ、ネックウォーマー、イヤーマフ、5本指ソックス、メリノ靴下、レッグウォーマー、防水シューズ、手袋、ホカロン、替えの下着とソックス、ウエストバッグ、マスク

  防水ハットとポンチョ、替えの下着とソックスはほとんど出番がない。

 <食>

 鉄鍋、スキレットの蓋、やかん0.8L、チタンカップ、カトラリ(スプーン×2、フォーク)、百均ナイフ、竹のトング、まな板、コッヘル、OD缶250×2、バーナー、ウエス、レジ袋、食材、携行食品、調味料、水バッグ2L、ボトル0.7L、保温ボトル0.5L、ミニテーブル、風除け、ミニ焚火台、焚火台(場所による)、耐熱手袋、火ばさみ、ライター、フェザースティック用の針葉樹の薪×3、着火剤、保冷材

 ミニテーブルと風除けはあまり使わないが薄いから入れとく。直火ができない場所ではケースが灰受けになる焚火台を使うが、別持ちになる。火おこしはロゴスの着火剤が楽だな。広葉樹の太い薪は斧で削ぐようにしてる。

 <住>

 タープ、冬用シュラフ、3シーズンシュラフ、インナーシュラフ、ドームテント、グランドシート、エア枕、5本組みポール150cm×2(またはトレックポール130cm×2)、ペグ×10、ロープ×10、ハンマー、鋸、斧、ナイフ、スコップ、軍手、ミニマット×2、ヘッドライト、ライト、LEDランタン×2とシェード、モバイルバッテリ、タオル、スカーフ、歯ブラシ、救急セット、トレペとティッシュ、対熊スプレーと大音量ブザー

  ドームテントは予備。3シーズンシュラフをマットの上に敷く。スコップは焚き火ハンガーの穴掘り用。熊には遭遇したくないが念のため。辛子スプレーの威力すごいな。軽くワンプッシュしてテストしてみたら、30分くらい目が痛くて鼻水が止まらず、喉痛くなった。ライト類が充電式になって電池がいらなくなった。

 <あったらいいかも?>

 チェア、灯油ランプとタンク、灯油コンロ、遠赤ヒーター、ポット、バケツ、薪を運ぶ袋、たわし、ゴム手袋

 40L & 10kgまで減らす

 こんな感じ。あとは何を断捨離するかなあ? 40Lのウォーターバッグだと入り切らないから、バックパックするなら60Lで15kgくらいになるのかなあ、重そうだ。別持ちもあるし<食>と<住>を断捨離して10kg以下まで減らせるかシミュレートしてみよう。アウターのジャケット、シューズ、レインハット、ポンチョはたまにスプレーで防水処理するが、気休めかな。

 遊歩大全

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キンドル版があったのか

 あるときアウトドア専門店の書籍コーナーで目にした文庫本からヒントを得て、装備を衣食住で分類してみた。この本、文庫本なのに税別2,200円! タイトルは「遊歩大全」、帯に ”バックパッカーのバイブル待望の復刻” とある。ほぼ1000ページ、厚さが37mmという確かに圧倒的ボリューム感、カバー込みで435gというアンガス牛の赤味ブロック500gに匹敵する重さなんだが、キンドル版があったのかあ.....。

 

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荒野行動のガイド本

 WiKiによると、著者のコリン・フレッチャーは1922年にウェールズで生まれ、アフリカ、アメリカ、カナダを経てカリフォルニアに定住し、40代半ばにグランドキャニオンの3分の1を徒歩で走破した1968年、荒野行動のガイド本としてThe Complete Walker を刊行し、その後何度か改版している。

 2001年、ウォーキング中にSUVにはねられる事故にあうが、回復してからもウォーキングを日課としていたようだ。2007年6月、頭に負った事故の後遺症がもとで亡くなっている。享年85才。

 森林書房が芦沢一洋訳で1974年の改訂版 The New Complete Walker を日本語にローカライズしたのが1978年、ヤマケイ文庫の初版は2012年でわりと最近のこと。2018年に第4刷が出てるからコアな読者がいるんだね。

50年後のグランドキャニオン

  50年後の今、再現したらこんな感じかな? グランドキャニオンは1919年に国立公園になった。ちょうど100年目にあたる2019年3月、4泊5日のトレッキング動画。電波拾ってる? サ、サソリ!本物か?


50年後のグランドキャニオン・トレッキング

 

   パラパラめくってみたら、イラストがリアルだなあ。バーナーとかコンロとか、この本に載ってる50年前のイラストと、今のもほぼ同じに見えるな。電気もガスも水道もない条件は今も昔も変わりはないから、コップは水が飲めればいいってことかな?

夢見るバッタ

 内容は、まだ5分の1ほどしか読んでないが、描写が細かい。ハウツーもののようでそれでいて考察系でもあり記録でもある。索引から野営百科のような読み方ができるから ”バイブル” なんだろうか。

 「火」の項目で焚き火のことが書かれてる。ちょっと長いが一部を抜き取って引用すると、

  暖をとるということだけに関していえば、焚火はあまり有効ではない。いつも体の半面だけがトーストになるばかりだからだ。火のそばに座れば、その輝く小さな世界をひとりじめできるのだ。炎の明るさと闇との境にうずくまったまま動かないバッタの姿。ただ座り込みじっと目を凝らす。そしていつのまにか、幻想の都市が構築されている。いや、むしろ心が溶けだし、解放され、自由になり、あてどなくさまよいはじめ、真の休息へと落ちこんでいく。一言で言えば、座りこみ、夢をみるのだ。

 焚き火ロマンに浸る男の姿を活写してるんじゃないのか? 

 いや、夢見るバッタって言われてるし、風向き次第で煙いし、火の粉が飛んできてズボンに穴開いたし、焚き火から離れると一気に冷えるし.....。いやいや、ここは著者一流のジョークを交えた描写です。それに現在のグランドキャニオン、焚き火は一切禁止だ。

また非常事態宣言

 さてさて、明日からまた日常に戻らないと。コロナは収束する気配も感じられないな。年度末が始まるこのタイミングでまた緊急事態宣言が出るかもだし、まいったね.....。早寝しよう。