I ❤ ラッヴ

「俺のキャンプ・スタイル」は、バックパック⇔電車(途中下車あり)⇔駅レンタ⇔歩き⇔森⇔ラッヴ⇔薪スト

タープテントと寝床

ざっくり衣・食・住

 <衣><食>ときたら次は<住>だな。しっかり防寒して身づくろいし、水と食料と薪を確保したら、次は寝床なんだが、たいていのキャンプ場はイン時刻が正午か午後からだ。電波も拾えない山の中の森は陽が落ちるのが早いから、特に冬場はのんびりしてると夕闇の中で設営することになる。火もおこさなきゃならないし腹減って晩飯のことが気になるし、こうなると結構タイトだ、慌てろ! 

アーリーインが難しい訳

 前日からのキャンパーが11時か12時頃に撤収した後、サイトを整えてから次のキャンパーを入れるサイクルなんだな。だからアーリーインできるところは少ない。午前中からインしたかったら2泊3日で利用することになる。ついでに午後3時、4時頃にレイトチェックアウトできるか事前に要チェックだ。平日はともかく週末は込み合う。

タープ一択、テントは非常用

 テントからタープにしたのは、たんに設営と片付けが簡単で荷物を減らせるから。面倒なことはなるべくしないで簡単に済ませたい。大雨や強風、雪に見舞われたときのバックアップとして、コンパクトなドーム型のテント 200×100×85cm/920g を持っていくことにしてるが、まだ使ったことがない。

ビビーバッグ 

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 このサイモンの動画にビビーバッグってのが出てくるんだが、これならタープもなしで星空の下に寝床を確保できそうだ。最高じゃん! ゴアテックスシュラフカバータイプや、上半身を半円に曲げたポールで持ち上げて空間を作り、中にマットとシュラフをすっぽり入れるタイプがある。当然どれも防水だ。

 ビビーは bivvy/bivy/bivi でビヴィーかな? ビビーでいいや。サイモンによるとビビーとはミニマリストのためのシェルターなんだそうだ。ふむふむ。ティピー tipi/teepee ってのもあったよな。

ステルス張りの変形

 タープの張り方もいろいろあるなあ。まあ、風と雨をしのぎつつ、前を閉じてプライバシーを確保できればいいからステルス張りの変形みたいになる。ペグは8,9本でロープはポール1本を支える2本だけ。立木を使えたらロープ1本で済む。出入口はカラビナ2個で閉じる。もっとも日中は空の下にいるから、タープを使うのは夜眠る時だけだし、極端に言ったら天井と壁になればなんでもいいんだ。

3シーズン用シュラフを敷く

 床は地面、落ち葉の上にマットを広げる。砂利や砂の混じった土を入れて整地されてるサイトは苦手だ。雨が降ったらグランドシートを使うが、今のところ使ったことがない。マットの上に3シーズン用のシュラフを「敷き布団」のように広げ、その上に冬用のシュラフとフリース生地のインナーシュラフ。ミニ湯たんぽも使ったことがあるが、暖かすぎて汗かいたな。レッグウォーマーで足の指を暖めてホカロン貼って寝るのが丁度いい。

 首から頭にかけて、ネックウォーマーとニット帽とで防寒してふんわりシュラフを被った方が息苦しくなくてよく眠れる。マスクして寝るのは息苦しい。夏場なら衣服を丸めて枕にできるが、冬場はエア枕が必要だな。

 服は着たままで潜り込んだり、シュラフの中でアウターとミドルを脱いで下に敷いたりするが、寒さで寝付けなかったり目が覚めたりした経験は今のところない。タープテントは風通しがいいから、湿気がこもることもないし結露の心配がない。

 ビビーはどうなんだろうか?

お山の天気は変わりやすい 

 夜中に天気が急転して大雨や強風に見舞われるかもしれないが、そこは事前に天気予報(長期と短期、さらに過去の実績)を念入りにチェックしてから日程を決めるようにしてる。それでも悪天候になったら、慌ててドームテントを張るか、あっさり諦めて逃げる。

 お山の天気は変わりやすい、女心と秋の空だね。無理と我慢はほどほどに。

寝床は平らに 

 ある時、時間に余裕がなくなってよく考えずに寝床を作った。普通に寝たはずなんだが、目が覚めると体が10cmほどずり落ちてる。もそもそ這い上がってまた寝る。また目が覚める。這い上がる。寝る。この繰り返しになったんだが、割とよく眠れたのは途中で這い上がるのをあきらめて、時間の経過とともに体をだんだん小さく丸めて寝ちゃったんだろうな。

 寝床は坂を避けてなるべく平らな場所がいいね。